ケアマネの独り言

ケアマネ的映画鑑賞記 ~シン・ウルトラマン~

山田は本当に気になる作品があればちゃんと映画館に行くタイプのケアマネです。

山田が映画館に足を運ぶのは一年に一作か二作程度なのですが、山田、シン・ウルトラマン、気になってました。

 

既存の兵器では太刀打ちできない謎の巨大不明生物、禍威獣が現れる日本。政府は「禍威獣特設対策室専従班」通称「禍特対(カトクタイ)」を設立。禍特対は正体も対処法も不明な禍威獣を相手に知恵を絞り対応していた。

そんな禍特対に神永(斎藤工)が配属される。任務をこなす中、逃げ遅れた子供を助けるために基地を飛び出した神永、そこに銀色の巨人が降り立つ。
その際の暴風から子供を守ろうとして命を落としたはずの神永、しかし神永は何事もなかったかのように禍特対の基地に姿を現す。

神永はもう神永ではない。その中には銀色の巨人、ウルトラマンの魂が宿っているのだった……。

 

的な内容。山田はウルトラマンに関する知識がほぼゼロの状態で見たのですが、かなり楽しめました。

バトルシーンが少ない、という批評は聞いていたのですが、まぁそれはそうかなとも思いました。しかしこのお話の根本にはバトルシーンはそれほど必要なかったのではないかと思います。

ウルトラマンの戦いは肉弾戦以外にも繰り広げられていくのです……。

山田が感じたシン・ウルトラマンでの見どころは他者との関わり方、について。

シン・ウルトラマンの世界では外星人(地球外の知的生命体)が地球に来訪しています。彼らの技術は地球を凌駕しており、簡単に与することはできない相手。

序盤で日本人を騙しにかかってくるザラブ星人、終盤で大きな役割を果たすことになるメフィラス星人……そしてウルトラマンの同族であるゾフィー、日本政府は頭を悩ましながら彼らと関わっていくのですが、これって個人レベルでの他者との関わりとそう変わらないのでは、と思いました。

恐ろしい野望を秘めたメフィラス星人と居酒屋を舞台に説得・交渉するウルトラマン。

個人レベルで見ても他者は何を考えているかわからないし、いろいろな面で到底かなわない他者なんてざらにいて……相手が同じ人間である、ということ以外、僕達が他者との関わりに思い悩んでいるのと、シン・ウルトラマンの世界で人々が外星人との関わり方に難渋しているのと何も変わりないのではないか、と思うわけです。

ウルとラマンの人間理解に大きな影響を及ぼすことになる禍特対の同僚・浅見(長澤まさみ)。

ウルトラマンは(彼からしたら)外星人である地球人のことを理解しようとし、たまには失敗しながらもコミュニケーションを図っていくわけですが、地球人にとってはウルトラマンは強大な力を秘めた外星人以外の何物でもなく、自らのコントロール下に置こうとします。

得体のしれない他者との関わり方、これは相手が外星人だろうが人間だろうが変わりないんじゃないか……と感じたわけです。

自分を危険視する人間達に寄り添おうとするウルトラマンの姿に感動……。

 

山田は自らを敵視すらする地球人を理解しようとし、守ろうとして戦うウルトラマンの姿に心を打たれました。

どうせ特撮物でしょ? とお考えのあなた、それ以上に奥深い作品となっています。おすすめです!

 

ケアマネ的視点

・他者は怪獣と変わらない。

・怪獣には簡単には心は許せない。

・もしかしたら、怪獣とも分かり合えるかもしれない。

 

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