ケアマネの独り言

ケアマネ的ゲームプレイ記 ~THE LAST OF US PARTⅠ・Ⅱ~

実は山田、ゲームが大好きです。毎晩、ゲームをするのがほとんど唯一の癒しなのです。。

で、ここ最近、プレイしていた一番衝撃的だったゲーム、THE LAST OF US PART.Ⅰ・Ⅱをご紹介(PART.Ⅰのトレイラーはコチラ)。

 

人間に寄生する菌によるパンデックが起きて20年、菌に感染した人間(感染者)により人間社会は崩壊した。生き残った人間は感染者から身を守るため隔離地域を作り上げ、軍隊の統制による厳しい規律の中で暮らしている。

パンデミックにより妻と娘を失ったジョエルは市場での闇取引を生業としていたのだが、ある時、14歳のエリートいう少女をはるか遠方にあるファイアフライ(反乱組織)の施設に送り届ける、という仕事を引き受ける。

隔離地域の外は凶暴化した感染者が跋扈する危険地帯。様々な困難や色々な人々に出会いつつ共に旅路を行く二人の間には徐々に絆が芽生え始める。やがて辿り着いたファイアフライの施設、そこでジョエルは究極の選択を迫られることになる……。

 

というのかPART.Ⅰのストーリー。ジョエルとエリーが助け合っていく姿、次第に強くなっていく信頼関係が殺伐とした世界の中で際立っています。

娘を失っているジョエルはエリーにその面影を重ねている様子……。

 

山田が衝撃を受けたのはその続編であるPART.Ⅱでした(PART.Ⅱのトレイラーはコチラ)。

 

PART.Ⅰから五年後、ジョエルとエリーはジャクソンという隔離地域で多くの仲間と共に暮らしていた。PART.Ⅰの終盤でジョエルが下した決断をめぐり、エリーはジョエルに対し愛憎相まみえた複雑な心境を抱いている。

そんな時、巡回に出ていたジョエルが謎の組織に拉致される。救出に向かったエリーだったが、エリーはジョエルに強烈な憎しみを抱いているらしきアビーという女性に拷問され、やがて撲殺されるジョエルを目の当たりにする。

怒りと悲しみにさいなまれる中、エリーは謎の組織への復讐とアビーの殺害を胸に誓い旅立つ……。

 

というのが前半のストーリー。このゲームのすごい所は、ゲーム後半にジョエルを殺害したアビーを主人公としたパートがあるところ。

ジョエルを殺害したアビー。しかし彼女も多くの悲しみを背負い、冷酷な現実と対峙しているのです……。

アビーがどうしてジョエルをそこまで憎んでいたのかを知り、そしてアビーが過酷な暮らしの中でいかに生き、誰と出会い何を考え、いかに行動するのか……をプレイヤーが追体験することになるのです。

 

前半だけ見ていればアビーはジョエルを殺した憎き敵。しかしアビーとして後半のゲームを進めていくと、アビーが純粋な敵とは思えなくなってくるのです。

ゲームを進めていくほどにアビーに親近感を感じさせるところがこのゲームのすごい所。

やがてアビーを操作するプレイヤーは、敵としてのエリーと相まみえることになります。

二人の対決の行方は、そのあとの二人の運命は……。

 

アビー編の後半は本当にもう衝撃的な出来事の連続で、これはもう、なかなかできない体験でした。

PART.Ⅱだけでも十分面白いですが、PART.Ⅰをプレイしておいた方がより感情が揺さぶられると思います。

 

敵にも正義があり信念があり思いがある、この手法はあの超名作・ニーアレプリカントを髣髴とさせる手法ではありますが、THE LAST OF USは人生で一度はプレイしてみる価値があるゲームです!

 

ケアマネ的視点

・みんな、それぞれが色んなものを抱えている。

・現実は誰にとっても厳しく、時に温かい。

・復讐はあまり多くを生まない。