皆さん、裁判員制度についてはご存知かと思います。
ただ、正直自分にはあまり関係のないものと思っていませんか……?
実は、なんと私、平社員・山田は裁判員に選任されてしまったのでした!!
なのでこれから何回かに分けてその実情を皆さんに報告させていただきたいと思います。
始まりは平成30年のお正月頃?
京都地方裁判所からある封書が届いていました。
なにか悪いことでもしたのかとビクビクしていた山田でしたが、それは山田が裁判員候補に選ばれた、というお知らせだったのです。
大興奮の山田。しかし、それからなんの音沙汰もなく一年が経過しました。
裁判員のことも忘れつつあった頃、更に山田に封書が届きます。
またもやビクビクしていた山田でしたが、そこにはこう書かれていました。
『○月○日、○時○分に京都地方裁判所までお越しください。裁判員選任の手続きを行います。』
そのお知らせとともに『裁判員になることが極めて困難な事情があるかどうかに関する質問票』が入っています。
基本、断れないとのこと。ただし断ることができる特別な事情について記載されている内容です。
ktkr状態で歓喜する山田。平凡を絵に描いたような山田に裁判員になれない特段の事情などあろうはずもありません。
しかし、仮に裁判員に選任された場合、全部で11日間、朝から夕方まで裁判所に来る必要があるとのこと。
万が一、選ばれた時に裁判員に専念できるよう、必死に業務調整をしつつ山田はその日を迎えました……。