ここ最近見た映画で、いわゆる大どんでん返し(少し意味が違うかもですが……)がものすごかった映画をご紹介します。予告編はコチラ。
大学の授業を聴講しながら本屋でアルバイトをして日々を過ごしているタイラー(ロバート・パティンソン)は、兄が自殺してしまったことをきっかけに父親との深い確執・対立というトラブルを抱えている。
ある夜、ふとしたことがきっかけで喧嘩に巻き込まれ警察に捕まってしまったタイラーだったが、自分を逮捕した警官の娘が同じ大学に通っているアリー( エミリー・デ・レイヴィン)であることを知る。
自分を逮捕した警官への復讐のためアリー近づいていくタイラー、しかしアリーの持つ悲しい過去を知り、二人の距離がだんだん縮まっていく。そんな中、タイラーは父と決定的な対立を迎えることになり……。
というような内容。
正直、終盤まではラブロマンスを絡ませたヒューマンドラマ、20~30代の女性を対象にしたよくあるタイプの映画だと思っていました。
ただ、これってちょっとおかしい、と思い始めたのが残り20分ほどになったころ。
「あれ? まだ20分もあるのになんかいい感じのハッピーエンドになってるぞ」という違和感。
「この状況であと20分もあるのにどうやって終わるんだろう……」と思っていると……衝撃的なワンシーンが。
そしてこのタイトルの意味を思い知ることになります。
意味を知ると、いままで「よくある話だよなぁこの映画」という思いが全部ひっくり返ります。そして切なく、重たく、悲しい気持ちになります……。
この映画から教訓が得られるとすれば、それは何となく日常を送っている山田のような凡人こそ噛み締めるべき教訓。
当たり前に過ぎていく毎日がどれほど大切か、ということを痛みを伴って実感できる映画です。
ちなみに、主演のロバート・パティンソン、どこかで見たことあるなぁ、かっこいいなぁこの人、と思っていたのですがなんとトワイライトのエドワードだったのです。
そりゃかっこいいはずだよなぁ……ちなみに山田はヴァンパイアLOVE♡
アリー役のエミリー・デ・レイヴィンもとってもいい味を出しています。
なんというか、等身大の20代前半の女性という雰囲気をとってもよく出しておられます。
このいい意味での普通感そのものが衝撃のラストへの伏線になっている……本当によくできた映画です。
ケアマネ的視点
・人生は日々の積み重ね。
・何気ない一日でも、同じ日は一日だってない。
・大切なものは失わないと分からない……だから日々を大切にしなくちゃ。。