ケアマネ的アニメ鑑賞記 ~アグレッシブ烈子~

あのマツコ・デラックスさんもおすすめ! のサンリオ発のキャラクター、アグレッシブ烈子のアニメです。ネットフリックス独占配信! な作品でもあります。

 

レッサーパンダの烈子は25歳、独身。キャラリーマン商事・経理部所属。パワハラ上司やあざとすぎる後輩、お局様、おしゃべり魔人の先輩etc… 癖の強い同僚の中で働く真面目系女子。

しかし烈子には誰も知らない裏の顔があった。それは、ストレスがたまると一人カラオケボックスに行きデスメタルを歌うこと……。

そんな烈子にやってくる様々な災難、素敵な出会いと別れ、そして新しい世界……。烈子の本格的デスボイスにのせられた魂の叫びを聞け!

 

的な作品。キャッチ―でキュートなキャラクターが織りなすのはあまりにリアリティ溢れる世界。

世のサラリーマン達が格闘する会社をリアルに再現している、と思われます。

山田が勤めている職場は何というか、いわゆる普通の会社ではないので(いい意味です!)、烈子が置かれている状況にそこまでシンパシーを感じることは無いのですが、それでもこの作品には一貫した「普通の社会・社会ってこういう感じなんだろうなぁ」と思わせるリアリティがあります。

入社何年目なのかは分かりませんがまだまだ若手の烈子。であるが故に嫌味なお局様(上の画像の坪根さん)、典型的なパワハラ上司であるトン部長(下の画像の豚さん)等から様々な不条理を押し付けられ、ストレスをため込んでいるのです。

こんな上司がいたら嫌だろうなぁ、と誰もが思うはずのトン部長。

会社では決して発散できないストレス、それをためにため込んだ烈子はカラオケボックスに行き、デスメタルを歌うのです……。

見よ、この豹変ぶり!

こんな日々を送っている烈子ですが、いい出来事、最悪な出来事色々なものに見舞われつつも経理部での仕事を続けていきます。

冴えない、なんの代わり映えのない日々を送り続けるのです。

烈子が日常を歩み続けていけるのは、周囲に素敵な人達がいるからなのではないか、と思います。

できる上司でありながら烈子のいい友達であるゴリ部長と鷲美。
烈子の同僚であるフェネ子とハイ田。

ほら、仕事自体が大変でも同僚に恵まれていると頑張れる、的な事ってあるじゃないですか。

烈子がさえない日常を大切にできるのはその中にありふれているけどかけがえのない人達がいるからなんだと思います。

山田もいい同僚に恵まれて幸せです……いや、ほんとですよほんと。嘘じゃありません、ほんとですって!

 

ケアマネ的視点

・ストレスの発散方法は各自用意しておくべき。

・いい同僚がいれば、辛い仕事でも頑張れる。

・……でも、嫌な奴は嫌だよねw