1999年から約十年間、地上波で放送されていた大人気番組、恋愛観察バラエティあいのりが2018年から約二年にかけて3シーズン(アジア2シーズン、アフリカ1シーズン)、山田がどっぷりその沼にはまっているNetFlixで作成・配信されていました(現在も配信中)。
男性4人・女性3人の計7人が、ラブワゴンと呼ばれる自動車に乗って、様々な国を旅する中で繰り広げられる恋愛模様を追う。
参加者は、意中の異性に日本行きのチケットを渡すことで告白する。告白が成功ならキスをして2人で帰国、失敗ならチケットを返され1人で帰国するのがルール。
という番組。
地上波で放映されている当時の山田にとってあまりにまぶしすぎた番組でしたが、もう中年真っただ中に突入した山田、「まぁ流し見してみっか」と見始めたところ……はい、ドはまりしました。
もちろん、男女の甘酸っぱい恋愛模様も見どころの一つ、しかし山田が同じくらいはまったのは、男性メンバーのいい奴っぷり!
このAIさん、東大卒で人工知能(AI)の開発をしている、ということでAIというニックネームだそう(あいのりでは基本、みんなニックネームで呼び合います)。
このAI、メンバーの恋愛模様をAI開発に活用したい、というスタンスで旅に参加したのですが、なんせ超かっこいいのです!
傷ついて落ち込んでいるメンバーに寄り添ってあげて励ましてあげたり、色々リードしてあげたり、好きな人が出来ればちゃんとアピールして……。ほんと、かっこよくていい人なのです。
続いては「シャイだから」という理由でシャイボーイというニックネームの彼。話し方、笑い方がとっても個性的、責任感もあるけどあまりにピュアな彼。
ほんの些細な行き違いで好きな人とすれ違ってしまうも、そのピュアさが故に振り返ってもらうことに成功したりと……ついつい応援してしまいたくなってしまう人柄。
AI、シャイボーイ、そのほか沢山の魅力的なメンバーがいるのですが、彼らとも別れの時が来ます。この別れの場面がぐぐっとくる瞬間なのです……。
さて、どうしてあいのりが魅力的なのか、山田的に色々と考えてみました。
それは、海外旅行+濃密な人間関係という特殊な環境で生じる人間の感情や行動を客観的に見れるところ、ではないでしょうか。
なかば閉鎖空間での人体実験的な……そんなものすごく特殊な環境における人間の言動は普段、色んな物に縛られて生きている僕達にとって魅力的に見えるのではないでしょうか。
それを証明するにうに、あいのりでカップルになった人達も日本に帰ってくると結構別れてしまうようです……。
僕達はそれぞれの場所、それぞれの環境から離れて存在することはできません。人間関係もそれらに基づいて構築していくのが当たり前です。
でもあいもりでは、そういうものからすべて解放された、人間対人間の関係が構築されていくのです。そういうところがすごくきらきらして見えるのではないでしょうか。
さてさて、いろんなメンバーがいる中で、山田の印象に強く残っている人がいます。それは、この人。
ぱっと見た時、誰かに似ていると思ったのですが……。
そう、うちの役員の小○さんにそっくりじゃないですか?! ね?!
どれくらい似ているかは、ぜひ第3シーズンの後半、ジェノベが参戦してくるあたりの回をご確認ください。
正直、激似です。
ケアマネ的視点
・人間関係の基礎には社会性がある。
・僕達は自分の立場からは離れられない。
・でも、ほんとはまっすぐ他人と関わりたい。