予告編はコチラ。
Netflixerという称号を与えられた山田が、ここ最近で一番印象的だったのがこれ。
第二次大戦中のアメリカ、敬虔なキリスト教徒であるデズモンドは「汝、殺すことなかれ」という信念を持ちつつ、国の役に立ちたいと陸軍に志願する。
基礎訓練は受けるものの銃を持つことをかたくなに拒否するデズモンドは、仲間になじめないまま衛生兵として沖縄戦に投入されることになる。
彼が赴いたのはハクソーリッジと呼ばれる断崖絶壁の先にある激戦地。崖を上った先にあるのは死物狂いの日本軍の攻撃。激闘の中、次々と倒れていく仲間達。
やがて日が暮れ、全軍撤退の指示の下、崖を降りていく米軍。
そんな中、デズモンドはたった一人で崖の上に残り、一人でも多くの仲間を助けるために孤独で絶望的な戦場に戻っていく……。
といった内容。
主人公のデズモンドは、はっきり言って普通の人ではありません。
同じ部隊の皆に何を言われようと、殴られようと、軍法会議にかけられ不名誉除隊になるかもしれなくても、決して銃は持ちません。
これって、普通の人にはできないことだと思います。
社会性・協調性を重要視する人間社会、その中でたった一人で異を唱えるのはなかなかなことです。
それでも、彼は絶対に銃を持ちません。
彼がそんなことができるのは、信念(汝、殺すことなかれ)があるからです。
そんな彼だからこそ、たった一人で真っ暗な戦場に残り負傷兵を助けるという非合理的な行動をとることができたのでしょう。
記録されるに足る、驚異的な行動を実行するためには他の人にはちょっと理解できないような強い思いが必要なんだなぁ、と感じました。
……山田は間違いなく凡人ですw
ケアマネ的視点
・何かを信じることは自分を強くする。
・相手が信じていることを尊重する。
・でも、柔軟性も大事だよね。