北山 河窪所長の小部屋

手打ちうどん

お久しぶりです。

うどんのように艶やかで、白い美人ママです。

営業自粛の中、闇営業に勤しんでおりました。

皆様には寂しい思いをさせてしまい、申し訳ございませんでした。

これに懲りず、これからも宜しくお願い致します。

 

本日のメニューは「手打ちうどん」となとなっておりますが

皆様うどんはお好きでしょうか?

ママは、大好きです。

こだわりなんかは特にありませんが、毎日でも平気なくらい好きです。

そんなある日ママは出会ったのです。究極の手打ちうどん好きに!

今日は、そんな出会いのエピソード。

 

その人は、一見うどんにこだわりがあるようには見えない、20代前半の女性。

ある日の京阪電車。ママの前に座った彼女は、

背負っていたリュックから、ジップロックに入った生成り色の塊を取り出し

おもむろに捏ねだしたのです。

はじめは、周囲の目を気にしながら揉んでませんよ?という雰囲気を醸し出し

リュックで包み込むように、ゆっくりと捏ねていましたが

やがて、うどん愛に火が付いたのか、座席横の肘置き部分を使い

盛大に、全力で捏ねだしたのです。

ママも、周りの乗客も見たいけど見てはいけないような空気になり

目を伏せ、チラチラのぞき見をしておりました。

本人は座っているつもりでしょうが、ほぼ立ち上がっての作業。

少しづつ乗客は増えていきましたが、ヒートアップしている彼女の眼には映りません。

ママが電車を降りるまで、いや、降りた後もきっと

うどんを捏ね続けたことと思います。

彼との記念日のためか

大好きなお父さんのお誕生日か

一体誰のためのうどんかは分かりませんが、

きっと極上のうどんが仕上がったことでしょう。

 

 

「電車でうどんを捏ねる人」

映画のタイトルみたいですね。

誰か映画にしませんか?

 

このエピソードはお客様の受けも良いので、どうぞ使って下さいまし。

ちなみに、リアルガチでノンフィクションです。

 

「電車でうどんを捏ねる人」を映画にしたい人も

うどんを捏ねたい人も

ママと働きたい人も

まごのて北山におこしやす♬