訪問介護をぶった斬る 成平犯科帳

ママの知らない世界 2

月日とともに、おじさんの黒さが威力を増し続けている今日この頃。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

ママは、黒き渦に巻き込まれることなく

純白のまま日々精進しています。

ホワイトの代名詞のようなお店、ブログ「スナック北山」開店です。

 

この世界にはママの知らないことがまだまだあります。

前回は入れ歯の新しい使い方をご紹介しましたが

今回は五臓六腑の中でもトップに君臨する

心臓についてのお話。

ハート、心の臓、つまり心臓は人体にとってなくてはならない存在。

と思っていましたが、実はそうでもないのかもしれないというノンフィクション。

 

①手術で摘出した婦人

とある夫人と話をしていた時、緊急搬送された時のことを話されました。

ちょっと調子が悪いなと思い、休みながら自宅へ歩いていた時

玄関前の階段で動けなくなり、座り込んでしまったそうです。

しばらく座っていると、ご近所さんが声をかけて下さり、

その後意識が朦朧とし、救急車を呼ぶことに。

病院での検査の結果、心臓が悪いと診断されたそうです。

で、「そのまま手術で心臓を取ってもらったの。」と。

心臓を取る・・・。どういう意味かと思わず聞き返すも

再び「取ってもらった。」と。

悪いところを治せば、長生きできるというお話。

夫人は今もお元気です。

 

 

②報告

ママはある女性と知り合いました。

彼女とは時間をかけ、少しずつ意思の疎通が取れるようになったある日のこと。

彼女が笑顔でこちらへ駆け寄り、

「心臓止まった。」とだけ告げ、その場を後にしました。

心臓は体内にあれば、稼働しているかどうかは関係ないというお話。

彼女は今日も歌を歌い、全力で走っています。

 

 

③ナースコール

ママが以前、急性期の病院で働いていた時のこと。

BLS研修(一時救命処置)を受けたある日のこと。

看護助手として働いていましたが、

看護師が受ける研修も受けていると分かれば、

安心感につながると思い患者様に話をしておりました。

すると患者様、「止まったらナースコール押すから、助けてね。」と

心臓が止まってからも助けを呼ぶためなら動ける人もいるというお話。

患者様は、ママの助けを必要としないまま退院されました。

心臓に関する3つのエピソードでした。

 

世界にはいろんな人がいます。

心臓が必要でない人もいるかもしれませんが、大事な臓器です。

皆様におかれましては、くれぐれも大事にお取り扱いください。

ちなみに、ママのまじママは心臓に癌ができたと言っていました。

まじママは、痛みの原因をすべて癌のせいにし、

そして全て自然治癒で克服てきた強者です。

通常心臓に癌はできません。

しかしながら、まじママは、少なくとも2~3回はかかっています。

でも元気です。ママより元気です。何よりです。

 

こうしてママの世界は、広がり続けます。

 

心臓が必要な人も、

心臓が不要な人も、

世界を広げたい人も、

水分をしっかり取りながら

まごのて北山に、おこしやす♬